穏やかに過ごしたいけど退屈に耐えられない〜HSS型HSPな私の話〜

HSP/ASD

「繊細で刺激に敏感」と言われるHSP。でも私は、ただ静かで穏やかな環境にいられれば安心できるというわけでもありません。

むしろ、何の変化もない日常には、息が詰まるような苦しさ、そして恐怖心にも似た感情を抱いてしまうのです。

 

矛盾しているようだけど、これが私の生きづらさの原因となっている二面性。

今回お伝えしたいのは、HSPの中でも“HSS型HSP”というタイプな私が日常で困っていることについて。

「繊細なのは間違いないけど刺激がないのは耐えられない…!!」

そんな悩みを抱えている人はぜひ最後まで読んでいってください。

 

そもそもHSPって?

ここ最近、“HSP”というワードを耳にすることが増えたな〜と感じています。

HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」のそれぞれの頭文字をとった略語になっています。それを日本語に訳すと“非常に敏感な人”となります。

HSPは生まれつき感受性が高くて刺激を受けやすい神経システムを持っていると言われています。

そのため、音や光などの刺激を過剰に受けてしまったり周囲の人の微妙な表情の変化や声のトーンの変化を敏感にキャッチしてしまう人が多いようです。

そういった特徴により、普通の人よりも疲れやすかったり周りの人に過剰に気を遣ってしまったりと、日常の生きづらさへと繋がってしまいます。

 

繊細で傷つきやすい…私はいわゆるHSP

そんな私もHSPの一人です。

今日も仕事中に些細なことで注意を受けてしまって…、もしも心がガラスだとしたらヒビが入ってただろうな〜なんて事がありました。

昔から怒られるのが苦手で、子供の時には学校の先生や親など、周りの大人に叱られたりすると表情は強張り身体はフリーズしてしまってたな、と思い返すことができます。

大人になってからは子供の頃に比べると怒られる頻度は減ったように思いますが、その代わりに注意や指摘なんかを仕事中に受けたりします。

そうすると結構心にズキンッと衝撃が起きるわけで…

「私に至らない部分があったから注意されたのに…」「◯◯さんは私のためを思って行ってくれてるのに…」

何か言われてショックを受けるたびに「このくらいで傷つくなんて…」と、精神的に弱い自分を否定しては落ち込む日々を過ごしていました。

でも、それもHSPの特性の一つだと気づいた今では、傷つきやすいやすい一面も自分らしさなんだなと、受け入れる事ができました。

私の中にある二面性

傷つきやすく、人の表情や感情の起伏にも敏感に反応する、周りの人の話し声や物音が意識しなくても耳に入ってきて知らないうちに疲労やストレスが溜まっていく…

こんな私は静かな環境で穏やかに日々を過ごしていくのが一番いいだろう、そんなふうに思っていた時期もありました。

私は繊細さに加え、人に対する苦手意識から軽めの対人恐怖も普通の人よりは強めに出てしまいます。なので、働くのであれば人と関わらずに落ち着いてできる仕事がいいだろうと思い、若い頃は工場勤めを何社か経験しました。

普通に考えれば
“人との関わりが苦手””裏方で作業していたい”
こんな私には工場勤務がピッタリだと思いますよね?

…が、しかし、実際に働いてみて思ったのが「なんなんだ…この耐えられないほどの苦痛は…」ということ。

 

“刺激を欲する”HSS型というタイプ

繊細と言われるHSPですが、その中にHSS型HSPと呼ばれるタイプがあるのをご存知でしょうか?

HSS型HSPとは…
HSS型とはHigh Sensation Seekingの頭文字をとったもの.刺激に対して敏感で繊細な性質に加えてHSS型の特徴である刺激を求める性質を併せ持つタイプがHSS型HSP

工場の仕事にありがちな単純作業・ラインでの流れ作業、似たような作業を一日中どころか数カ月も繰り返す…

私にはこういった日々が耐えられなかったのです。

工場の仕事だけではありません。ずっと憧れていたオフィスワークやカウンター業務もダメでした。

“落ち着きすぎている”

きれいなオフィスカジュアルを身にまとってオフィスで働いたりカウンターで簡単な案内業務をしてみようと試みましたが、私には刺激がなさすぎてその仕事を続けること自体が恐怖だったように覚えています。

最初のうちは私には軽作業系の仕事や自分のデスクを持ってできる事務系の仕事が合っているはずと、思い込んでいたので

「合っている仕事をしているのに辞めたいだなんてわがままだ」

と、自分を責めたり合わない仕事・環境で我慢や無理をしたりしていました。

しかし、HSS型HSPというタイプがあることを知ってからは”私はコレだったんだ!”と、自分を否定することがなくなりました。

自分を知ることで生き方が変わってくる

“自分の事は自分が一番分かっているはず”

そう思っていたけど、実は自分でも自分のことを全くわかってなかったんだな…と、最近よく思います。

若い頃はただがむしゃらに社会的に正解とされる生き方に沿えるように頑張っていました。

でも、HSS型HSPという複雑な気質を持ちつつ、さらに生きづらさをレベルアップさせるASDも持ち合わせている私は、自分のタイプを知ることで

“普通に生きようとするのはやめよう”

こんな風に、ある時から思うようになりました。

「ちゃんとした社会人」「ちゃんとした大人」「将来安泰の仕事」「待遇重視」

世間一般から見たら”当たり前’と呼ばれるレールに乗ろうと頑張れば頑張るほど空回りして苦しくなっていく私がいました。

ただ、私はちょっと人とは違った特性を持っているがゆえに、なかなか社会の枠に適合できずにいました。

はじめは自分の努力不足と思っていましたが、実は気質だったり持って生まれた性質がそうさせていたのです。

生きづらさはまだまだありますが、自分を”普通枠”として捉えていた時よりは気持ち的に楽になったし仕事の選び方の選択も上手くできるようになってきたと思います。

これからもこんな自分を受け入れつつ自分に合った環境を試行錯誤して探していきたいと思っています。

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