【実体験】ASD女子の苦悩 ランチを断れなくて結局ドタキャンしてしまう理由

HSP/ASD

普段、休みがあっても基本一人で過ごすのが当たり前。

もちろん仕事中の休憩も一人でランチが基本。

そんな私にもあるんです、ランチのお誘いを受けることが。(3カ月〜半年に一回くらい)

たいていランチのお誘いなんかされることもないし、休みの日だって友達同士やカップルで楽しそうに過ごす人達を横目に、のんびり1人時間を満喫する日々。

一人が寂しいわけではないけれど、周囲を行き交う2人位上のグループを見ると、そういった時間の過ごし方にも憧れを抱くわけで…

久しぶりに友達から「ランチ行こう」って連絡があると「オッケー」と、即答してしまうのです。

 

が、しかし、、、

約束の日が近づくほど憂鬱になっていく…

 

ASDやHSPをお持ちの方の中にはこういった経験のある人も多いのでは?と思っています。

 

今回は、ランチの誘いを受けたはいいけど結局ドタキャンしてしまった私の心の葛藤を切実に書き綴っていこうと思います。

 

私がランチをドタキャンした理由

友達にランチに誘われたとき、冒頭でもお伝えした通り、
「やったー!ランチのお誘いだ!」「私も他の人達みたいに誰かとランチに行ける」と、珍しくテンションも上がり気味。

でも、予定の日が近づくにつれ、不安がどんどん大きくなっていったのです。

 

人と会う予定が憂鬱になる理由

なんで連絡が来た当初はウキウキ状態だったのに予定当日が近づくにつれて不安が大きくなるのか。

私なりの理由を挙げてみました。

  • 過去のランチでうまく話せなかった失敗体験を思い出す
  • 何を話したらいいか分からず、相手を退屈させるのが怖い
  • 帰るタイミングが分からず不安になる
  • 数時間気を張るのが辛い

 

そして前日…

「ちゃんと話せるのか不安」「気まずい思いをするくらいなら行きたくない」
という気持ちが強くなり、楽しいはずのランチの予定がどんどん憂鬱な出来事に…。

翌日のことを考えれば考えるほど、上手く話せるようにシュミレーションすればするほど憂鬱というよりも恐怖心が強くなっていきました。

そしてとうとう前日の夜に、
「ゴメン!!熱が出たから明日は無理かもっ!!」
と、適当な理由をつけてドタキャンしてしまったのです。

ASDの特性から見たこの行動

私はASDであることを自覚しているわけですが、今回のことって実はASDの特性が大きく影響しているということが、調べる中でわかってきました。

誘われたら断らないのが当たり前だと思ってしまう

ASDの特性として、ルールに厳格という傾向があるようです。ルールは絶対に守るもの!という強いこだわりや、ルール違反者にめちゃくちゃ厳しかったり…

今回の場合、「誘われたらOKするのが正しい」「断るのは失礼」と私自身が思い込んでいて、断る選択肢がそもそも頭に浮かばなかったのが前日のドタキャンに至った原因の一つだと思っています。

また、ルールに厳格というこだわり以外にも、ASDによくいわれる“空気が読めない・曖昧な表現が苦手”という特性も影響しているように思えます。

誘いを断るよくあるパターンとして、
「来月の予定はまだわからないからわかったらまた連絡する!」と言ってそのまま連絡をスルーしたり、
「ランチ行きたいんだけど最近ちょっと予定が立て込んでてドタバタしてて…」みたいな感じでやんわりと断る場合が多いと思います。

でも、私はこういう断り方が苦手なんです。なぜかというと、こういったやんわりとした断り方ってそのばの空気感を読みつつ話を進めていかないといけない…。それに断ってOKなレベルや理由もわからない…

メッセージ上のやり取りとかだと相手の機嫌まで読みきれないし高いコミュ力を必要とするやり取りだと思うんです。でも私にはそんな高スキルなやり取りをするキャパシティは持ち合わせていません。(そもそも普段から連絡なんて滅多に来ないのに何かしらの連絡が来た、そしてそれに返答するだけでもエネルギーを消費してしまう…)

以上のことから納得してもらえる理由を考えて断るよりもOKしてしまうのが一番手取り早いのです。

雑談や会話の正解が分からない

私もそうですがASDの人は、会話に目的やゴールを求めるといいます。

雑談のように「目的のない会話」は何を話せばいいのか分からずうまく会話が続かないのです。(雑談系の話を振ってもらえたところで会話の目的が分からないので「ふ〜ん」「なるほどね…(そ、それで?)」みたいな感じになる)
また、私は相手が退屈していないか、迷惑ではないかばかり気になり、話題探しどころではなくなってしまいます。

無理と思ったら回避しか安心できなくなる

これはASDの特性なのかよく分かりませんが、私は不安な予定があると「消すこと」でしか安心できなくなることがあります。
帰るタイミングを調整しようと事前に工夫を考えても、「なんでランチ後に予定を入れたの?」と思われるのが怖い…(誘われた時に断れない理由と一緒で帰る理由もどの程度なら許されるのかがわからない)。

また、私の場合ですが、常に色々な不安や心配事で頭の中はパンク状態。これ以上不安な予定が増えると脳は完全にキャパオーバーになります。なので結局「もう予定そのものを無しにしたい!」となってしまうのです。

理由を説明するのが負担で体調不良を言い訳にしてしまう

今回もそうですけど私たちが抱える理由って、感覚や気持ちの問題がほとんどです。そのため相手が不快にならないように説明するのも難しいですし上手に今の状況を言語化するのも難易度が高いと感じます。
だからこそ、誰でも分かる簡単な理由(熱が出たなど)で済ませたくなってしまうのです。

HSP特性がさらに不安を強める部分

ASDに加えてHSP気質でもある私…
そのため、ランチや飲み会の席でも相手の表情や態度を敏感に察知してしまいます。「せっかくランチに誘ってくれたのにあまり楽しそうじゃない…」と不安が増幅します。

うまく話せない上に相手の表情が気になって顔はニコニコ顔を保っているものの、頭の中はパニック状態。「退屈させないように何か話題を…、、でも何を話せばいいの?」と、終始気を使いたった数時間が地獄のように長く感じるのです。

 

ランチの約束で憂鬱になってしまうのは、努力不足でも性格の弱さでもありません。ASDやHSPの特性が理由であり、自然な反応です。
自分を責めず、少しずつ工夫や対策を見つけていきましょう

まとめ

今回の出来事をふまえて改めて自分自身のことを考えてみて思ったのが、ランチの約束で憂鬱になってしまうのは、努力不足でも性格の弱さでも無いということ。

今までは普通に人付き合いできない自分に対して責めることも多かったのですが、それにはASDやHSPの特性が大きく関係しているのだと思います。

なので、人とはちょっと違う考え方や心の動きも私にとってはごく自然な反応なのです。

とはいえ、ランチのお誘いを受けるのは私にとって嬉しい出来事でもあります(めちゃくちゃ矛盾してるけど…)。なので、少しずつ工夫や対策を見つけて次にランチに誘われたら行きたいな〜、行けたらいいな〜と思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました